ジェネリック医薬品についてと歴史
こんにちは、富山県にある陽進堂のブログへようこそ。
ジェネリック医薬品とは、薬を開発した医薬品会社の保護のため設定されている20年間の専売特許が切れた後、他社が製造・販売する医薬品のことです。
ジェネリック医薬品という名前が広く浸透するようになってそれほど経過しておりませんが、歴史的には後発医薬品自体はかなり前から存在していました。
しかし、アメリカやカナダ、ドイツ、イギリスといったジェネリック医薬品の普及率が高い国々と比べて日本では評価が低く、売れ行きが悪いために安定したジェネリック医薬品を作る費用ができないという悪循環になっていました。
この背景にはブランド重視の国民性と、製造工程や材料が全く先発品と同じではないため効果に違いを感じることがあり、医師や薬剤師も不信感を抱いていたことがあります。
ジェネリックの立場が変わったのは、厚生労働省が普及に積極的になったのがきっかけです。
長引く不況と少子高齢化による医療費の負担を軽減させるため、ジェネリックという名前とともに大々的にPRされるようになり、元々10%程度しか広まっていなかった国内での普及率が、現在では20%程度になりました。
製薬会社も徐々にジェネリックの製造に前向きに取り組むようになり、今後さらに普及率は増加する見通しです。ただ、用量が微妙なものや、味付け、飲み心地などが変わると敬遠される可能性が高い小児向けの薬などは、危機回避のため未だに先発品のみを使用する医師が多いのが現状です。
安定供給されつつあるジェネリック医薬品
医療費を抑える画期的な薬、ジェネリック医薬品。まさに医療費がうなぎのぼりである日本にとって、救世主的な存在であると言っていいでしょう。
しかし、自分が使っている医薬品がどんなものであるかを知らずに使っている人は少なくありません。
実際にジェネリック医薬品を使ったことのないと思っている人も、実は知らず知らずのうちに使っていることもめずらしくはないのです。
確かに、昔は従来の医薬品以外を率先して取り入れる医師はあまり多くはありませんでした。
しかし、今では厚生労働省の働きかけもあり、ジェネリック医薬品の安全性が認知され、積極的に問い入れる医師も増えてきました。それゆえ、安定供給が図れるようになってきたと言っても過言ではありません。
薬は困ったときに欲しいものです。病気で苦しんでいるときに、肝心な薬がなければ患者は困ってしまうでしょう。
そのため、薬が定期的に供給されるlことが必要不可欠と考えられます。
そのため、薬は安定供給されていることが肝心と言っていいでしょう。
最近は厚生労働省が安定供給ができるよう、いろいろと手配を進めています。
たとえば、一度ジェネリック医薬品と認可された薬は、すぐに製造を停止することは行わないよう監視を強めています。世の中に広まってこそ、薬の価値は本領を発揮すると言っていいでしょう。
今、ジェネリック医薬品は安定供給の道が確保され、気軽に薬を使用できる環境が整いはじめています。
医療費の抑制にはジェネリック医薬品の選択を
富山県にある陽進堂のブログです。
最近よくCMなどで耳にする機会の多いジェネリック医薬品ですが、他の医薬品よりも価格が低く抑えられている理由をご存知ですか。安かろう悪かろうのイメージがあって敬遠してはいませんか。
ジェネリック医薬品は、新薬の特許期間終了後に作られています。
そのため研究開発費を抑えることができるため、価格を抑えることができるのです。
医療費のうち約2割が医薬品代にかけられていることからも、ジェネリック医薬品を選択し医療費を抑制することは家計の負担を減らすことにつながります。
ジェネリック医薬品の切り替え可否は処方箋を見ればわかる
富山県にある陽進堂がお届けするジェネリック医薬品ブログへようこそ。
ジェネリック医薬品は先発医薬品に比べて安く手に入ることで知られています。
しかしその医薬品の切り替え方法についてはあまり知られていません。
医師に尋ねることが最適の手段ではありますが、現在使われている処方箋にはその患者に関してジェネリック医薬品への切り替えが可能か否かを判別する欄が設けてあり、医学的に切り替えが不可の場合には医師のサインが記載されるようになっています。
よってここにサインがなければ問題なしですので、薬局で薬剤師に相談した際にも薬剤師の独自の判断で切り替えることが可能です。